美容に役立つほかとは一味違う辛口系用語集。効く成分と危険な成分について独自の見解でお伝えします!
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ジメチルPABAオクチルとは?
紫外線吸収剤として世界的にも有名なのがPABA(バラアミノ安息香酸)系の紫外線吸収剤です。
しかしながら、皮膚刺激や発ガン性のあるニトロソアミインの発生が危惧されて脱PABAの流れが生まれ、いまでは殆ど使用されていません
(実は、一部のオーガニック系の化粧品屋はジメチルPABAオクチルなどをいまだに使っているようです)。
正直、あまりオススメしない成分ですので、この成分を含むものよりも
オクチルケイ皮酸系の紫外線吸収剤を利用したもののほうがお勧めです。国内では多くのUVカット化粧料に使われています。
代表的な名前はメトキシケイヒ酸オクチルとかジメトキシケイヒ酸○○などがそうです。
高SPFになるように処方を組む場合、単一の紫外線吸収剤だけでなく、複数種を少量ずつ使う傾向がありますので、他にもベンゾフェノン系やサリチル酸系の紫外線吸収剤が併用さてます。