「聴き方」を変える。歌いたい曲の上手な聴き方。

難易度：

即効性：

ある曲を上手に歌おうと思ったら、まずはその曲をよく聴くことですよね。

今回は、じゃあうまく歌える人はどんなことに気をつけながら曲を聴いているのか？というお話。

最低でも曲を3回は聴いてください。そして、1回ごとに聴くポイントを変えて聴いてほしいんです。

1回目：まずは曲調。構成に注目して聴く。

バラードだったり、アップテンポな曲だったり・・・と、それぞれ曲によって特徴はあるんですが、その曲の中でも「ゆっくり、しっとりな部分」や「テンポ良く、元気な部分」など、フレーズごとの特徴があるはず。Aメロ、Bメロ、サビの各パートごとの特徴とテンポに注目して聴いてみます。

リズムパートとは、大まかに言うと「ベース」(低音の部分)と「ドラム」の2つ。この部分だけに注目して聴いてみるんです。音楽はすべからくリズムとコード(和音：音階のルールみたいなもの) で構成されています。リズムパートに注目して聴くことで、その曲の具体的な姿がつかめるようになります。

ここでようやく歌詞の内容に注目して聴いてみてください。上記の二つの意味が良く分かると思います。アーティストが必死になって考えた「音楽」という芸術作品がどのように組み立てられているのかが良く分かるはず。

歌とは、「人へ思いを伝えるもの」上記を理解しているのといないのとでは、歌の完成度がまるで変わってしまいます。

ぜひ！お試しあれ！あなたのカラオケが感動を呼ぶはず。