良く喉を痛めてしまう人は、歌い方が間違っています。

難易度 ： 
即効性 ： 

「すぐ喉を痛めてしまう方」のほとんどに共通している歌い方は、歌う際に余計な力が入ってしまい、アゴが固いこと。学校などで歌の練習のときに「もっと口を大きく開けて！」とか、「喉を開いてー！」なんて指導をされてしまった方に多い傾向です。

やってみるとわかると思いますが、「あー」と、口をタテに思いっきり開けると、それだけでもう喉が痛むんです。口の開け方、開けるときの筋肉の使い方に問題があるということを認識しておきましょう。

「あー」ではなく、「aー」と発音するイメージで

軽く笑顔を作る要領で口をヨコに開きながら発声して練習します。

この時喉をはさむようにして、軽く指を当ててください。(人差し指と親指で喉の両脇を軽く押す感じ)何ヶ所か押さえる所を変えていくと、声が出しやすくなるポイントが見つかるはずです。

今度は、2秒間「aー」と発声、そのまま指で喉を押さえて2秒発声。これを繰り返してみます。この時絶対に声がぶれないように注意してください。

指を離しても、リラックスした声が出るようになったらOK。指を離したときに背中に力が入る感覚があるはずです。(専門用語で「声の支え」なんていいます。)声域の拡大にもつながる大事な感覚ですので、時々練習しておくと良いですよ。

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